なぜエコハウスの建築が必要か?
答えの一つが環境問題です。

住まいの建築は未来を意識しなければいけません。
住まいは住まい手だけのものではなく、地域、社会の資産であります。
また、住宅は長きに亘り使われますので
日常生活からもCO2を大量に発生させます。そしてCO2こそが、
人が作り出す温室効果ガスの大体となります。
なので、CO2排出量を考えてつくる家づくりが、下記の記事に繋がります。

国が発表している2100年の天気予報
那覇より札幌の方が暑い夏がくるかも。
このまま有効な対策を執らずに地球温暖化が進行すると、
2000年頃からの平均気温が2100年には最大4.8℃上昇すると予測されています。
産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標を達成した2100年と、
達成できなかった2100年の天気予報です。
これはあくまで日本のみの情報ですが、
世界ではもっと悲劇的な影響も考えられます。
国際社会の中、

2100年までの気温変動(観測と予測)

2100年までの海面水位の変化予測
【氷床】
夏の北極海氷は21世紀半ばまでには、2/3以上の確率でほぼなくなると予測されている。
数百年後には海抜0m地帯は水没してしまう可能性は高いといわれている。
【高潮のリスク】
海面水位が上昇すると、台風やハリケーンなどの高潮被害が増える。
地球温暖化が進めば、台風やハリケーンの勢いはより大きくなる。
2019年の台風では、水戸でも甚大な被害を被りました。

【水戸市令和元年台風19号の概要】
総雨量 141.5㎜ (10月11日1時~10月12日23時11分)
最大1時間雨量 22.0㎜ (10月12日19時)
最大風速 11.9m/秒(10月12日15時34分~15時44分)
最大瞬間風速 23.4m/秒(10月12日23時06分)
※那珂川流域平均総雨量 244.5mm※令和2年1月8日(水) 11時現在
このレベルの高潮被害は今後も予想され、
日本、関東直撃の台風がより増えるといわれています。
出典:環境省 JCCCA 等